週に一度のペースで『ミキ』を仕込んでいます。
ミキとは、奄美大島で昔から飲まれている発酵飲料。なんとミキ1mlには1億個もの乳酸菌が生きているんだそう
シュワシュワ発酵の様子
ほんのり甘くてさわやかな酸味のとってもおいしいミキ味もさることながら、お米とサツマイモとお水だけという材料のシンプルさ、おかゆを炊いてサツマイモをすり入れて混ぜるだけというお手軽な作り方が私にとても合っているようです
豆乳にミキを加えて発酵させた豆乳ヨーグルト
私たちの腸には、およそ100兆個、重さにするとおよそ1.5㎏の腸内細菌が存在しているんだそうそして、ベストといわれている腸内細菌のバランスは、
善玉菌 : 日和見菌 : 悪玉菌 = 2 : 7 : 1
といわれています。
身体を守る免疫細胞の7割が腸内に存在しています。この腸管免疫がよく働くかどうかは、腸内環境に大いに左右されます。つまり、善玉菌優勢であれば免疫細胞も強くなり、悪玉菌優勢であれば防御力も弱まります。
また、全身の粘膜で細菌やウイルスといった病原体の侵入をブロックし、感染予防に重要な役割を担う物質『免疫グロブリンA』。この『免疫グロブリンA』は、腸内の善玉菌が元気であればあるほど多く産出され、大活躍をします。
そして、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニン。このセロトニンの前駆体の9割以上が腸内細菌で合成されて脳に送られます。腸内でセロトニンの前駆体を合成するのに必要なビタミンM(葉酸)やビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB6などのビタミン類を合成しているのも、腸内細菌
腸内細菌って、すごいですね…。
《腸脳相関》という言葉もあるように、腸内環境は肉体面だけではなく精神面にも密接に関連しています。腸内環境を整えることが、心身の健やかさにつながっていくんです
100兆個も存在している腸内細菌。そのうちの善玉菌と日和見菌に自分のお腹の中から応援してもらえたら、なんだかそれだけで最強のような気がしませんか
陰極まる冬至に向かうこれからの寒い季節も、腸内環境を整えてお腹の中から健やかに過ごしたいものですね美味しくてお手軽なミキ、おススメです
ミキのレシピは、こちらの本を参考にしています(*^^*)