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呼吸となまはげ

 
 
 
 
 
 
 
ほかの事故でもそうだが、自動車事故が原因で呼吸が一時停止するということがよくある。ショックによって、ほんの一瞬でも呼吸が途中でとまってしまうと、からだをめぐるエネルギーの流れがブロックされ、そのままもとにもどらない人が多いのだ。
 
 
 
最後にもうひとつ。子どもが転んでけがをしたときは、泣き叫ぶままにしてやってほしい。大声で泣くのは呼吸を安定させ、最大限の呼吸を確保することに役立つ。5分から10分間なら、泣きじゃっくりをしていても心配はない。それをさせないと、からだがトラウマを固定してしまうおそれがある。なぐさめるのはいいが、子どもの自然な呼吸を邪魔するようなことはしないでいただきたい。
 
 
 
 
 
 
アメリカのオステオパシードクター ロバート・フルフォードの著書『いのちの輝き』の一文です。
 
 
 
こどもが転んだりして泣くと、ついついあやして泣き止ませようとしてしまいますよねニコニコこの一文を初めて読んだときには、もしかしたら私はこどもの治ろうとする過程の邪魔をしていたのかもしれないー無気力とちょっとショックを受けました。
 
 
 
そして、こどもの頃にほかの事故や交通事故を体験している私は、『ショックによって、ほんの一瞬でも呼吸が途中でとまってしまうと、からだをめぐるエネルギーの流れがブロックされ、そのままもとにもどらない人が多いのだ。』に、激しく同意してしまいます。これはもう本当にこどもの頃からいやというほど感じていたから。
 
 
 
だからこそ、治ろうとする過程を邪魔するのではなく観察して寄り添いサポートする方向がいいなと思っています。(トライ&エラーが続きますニコニコ話は変わりますが、トライ&エラーをヒット&ランと間違えることがあります。似ていませんか?)
 
 
 
ある日の夕食時、ふと思い出してこのことを旦那さんにシェアしてみると、「もしかしてなまはげや泣き相撲で小さい子の無病息災を願うって、こういうことなのかね?」という話に。なるほどーびっくり
 
 
 
横隔膜を思いきり動かしてお腹の底から大きな声で泣くことを想像しただけで、肉体はおろかエネルギー体からも不要なものが四方八方に飛び出していきそうです。
 
 
 
泣き相撲はともかくなまはげのニュースを見るたびにトラウマにならないのかな?と勝手にちょっと心配になっていましたが、見る目が変わりました、なまはげ。
 
 
 
私たち大人も、小さなこどものように思いきり横隔膜を動かして「わーん!」と泣くことができればとても気持ちがいいでしょうね照れ色々な葛藤をリリースできて、スッキリできそう♡
 
 
 
とりあえず、横隔膜を大きく動かして息を吸って~吐いて~深呼吸いたしましょうニコニコ